パワーストーン用語辞典

パワーストーンを購入するお店や解説本にはいくつかの専門用語が使われています。

一般的になじみの薄いものもありますのでこちらで解説をしていきます。

インクルージョン

石の生成過程において取り込んだ内包物の総称です。

内包物には鉱物や空気や水など様々なものが存在します。

いわば「混ざり物」「異物」とも言えますが、それが石に美しさを与えることも多々あり、パワーストーンのエネルギーの特性や強さに大きく影響を与えます。

主に水晶系の鉱物に多く見られます。

硬度

硬度とは石の硬さを表し、数値が大きいほど硬く、小さいほど軟らかいです。

他の物質で引っかいたり、摩耗に対してどれだけ強いかを数値で表したもので1~10の段階で表されます。

硬度が10の物質としてダイヤモンドは有名ですが、現存する鉱物の中でも最も硬い鉱物です。

逆に硬度が低い石としてはカルサイト(方解石)などがあげられます。

硬度がパワーストーンのエネルギーに影響はしませんが、アクセサリーとして考えた時に硬度が低いものは割れやすかったり、削れやすかったりしますので取り扱いに注意が必要となります。

比重

石の密度を示す数値で、石の重さとその石と同じ体積の水の重さを比較したものです。数値が高いほど重たい石となります。

パワーストーンの価値やエネルギーに関係はありませんが、真贋を見る上で重要な指標となります。

同じ大きさの石でも比重が高いものは重厚感があり、逆に低いものはガラス玉のような軽い印象を受けます。

男性性、女性性

男性的なエネルギー特性を持つのか、女性的なエネルギーの特性を持つのかを示しています。

エネルギーの特性を示す一つの考え方で、仕事運や金運は男性性、恋愛運は女性性としたものです。

女性が男性性の物を持ってはいけないなどはなく、特に気にすることなく自分が高めたいエネルギーを持つ石を選ぶと良いでしょう。

ポイント

水晶に対して使われる言葉で、原石、結晶の突起している部分を指します。

このポイントの形や大きさ、または模様などによって水晶の名前も違い、エネルギーの性質も変わることが多いです。

キャッツアイ効果

直訳して猫の眼効果ですが、光の帯がくるくると回転するように見える現象のことです。

光に透かすのではなく、石の上から光が当たるように石を回転させると確認することができます。

代表的なものはタイガーアイで、他にもムーンストーンや稀にローズクォーツなどでも確認できます。

別名シャトヤンシー効果とも呼ばれています。

スター効果

光を当てた時に3本~6本程度の光の筋が現れる現象で、鉱物の種類や透明度、インクルージョンの状態によって現れる形が変化します。

代表的なものはローズクォーツなどがあげられます。

小さな石よりも大きな石の方がはっきりと確認ができます。

ファセット

俗にいうカットのことで、石の表面を多くカットしていることを言い、テーブル、スクエア、八角、バゲット、オーバル、ブリリアント、ミックス、マーキーズなどたくさんの種類があります。

カットされた石は光が反射し綺麗に輝く効果をもたらします。

クラスターで良く使われる天然ファセットとは結晶の先端部分が自然にカットしたような形になっていることからそう呼ばれています。

宇宙的エネルギー

宇宙から地球上に常に降り注いでいると言われるエネルギー。

所謂放射線などを指すものと考えられていますが、科学的には証明されていません。

イリデッセンス

結晶の内部に光の反射や干渉による虹色の輝きが見られる効果のことで、ラブラドライトやオパール、水晶などの石英系の鉱物に多く見られます。

パワーストーン界ではレインボーとも呼ばれ七つの幸運を呼び込むパワーがあるとされています。

天然色

天然から採掘され、人工的に手を加えず色を変えられていないものを表しています。地中から掘り起こされた時点での色が天然色となり、丸玉やアクセサリー、ビーズに加工された場合でも色加工が施されていない場合は天然色として分類されます。

天然色でのシトリンクォーツなどはなかなか稀少で価値が高い傾向にあります。

ラピスラズリやアジュライトなど、色落ちが激しいものは、表面に色落ち防止の薄い透明な被膜コーティングが行われることが多くあるが、色を変化させているわけではないため天然色に分類されます。

波動

パワーストーンの持つエネルギーのことで、いわゆる振動であり、石によってそれぞれが持つ固有振動が異なります。

水晶などは、短波ラジオの同調装置に使われるなど、石によって特定の周波数に共鳴しやすいことが分かっており、それがエネルギーとも深く関係しているといわれています。

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