ペリドット(橄欖石)

人生に明るさをもたらす鮮やかな緑

石言葉

ペリドットという名前は宝石名で鉱物名はオリビン(olivin)と言います。夜の照明でいっそう輝くことからイブニングエメラルドとも呼ばれています。

ペリドットは地球の中心部でもあるマントルの主要成分であり、宝石質のペリドットは火山活動により地中深くから運ばれた橄欖石がゆっくりと冷え固まって成長したものです。

そして隕石の中にもペリドットが含まれていることもあり、ペリドットは火と関連が深い石と考えられ、太陽を象徴する石として重要視されてきました。

悪霊や不幸を祓う力を持つと信じられ、教会の装飾品としても利用されてきた石です。

「戦争が起こるとペリドットが世界的に流通する」という風聞がありますが、これはペリドットを持っていると傷口が塞がりやすくなると言われていて、知ってか知らずか戦争時には良くペリドットが売れるそうです。

ペリドットは持つ人に太陽の日差しのような明るさを与えてくれる石で、それは自分自身を否定したり、過度にプレッシャーを感じる人に自分を肯定することの大切さを教えてくれます。

憂うつな気分を追い払い、ネガティブな思考をポジティブに変えることで、ストレスを和らげる力を持ちます。時にペリドットは消化吸収を助ける働きがあると言われていて、それはストレスを緩和することで胃腸の働きを正常化するためであると考えられます。

また、知恵と分別を与え、持つ人を聡明にしてくれる石とも言われていて、身近な人との関係を良くする力も持つことから「夫婦和合の石」とも呼ばれます。